XT500Exhaust System

XT500
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理想を、技術力で復刻

1976年型XT500(1N5/1E6)のオリジナルエキゾーストシステムを現代の素材と技術力で復刻させたい。
我々の製品コンセプトはシンプルです。

初期プランのドラフトイメージから、実寸のクレイモデルによる試作を経て世に生み出された、
初期型エキゾーストシステムは、XT500のアイデンティティを構成するキーアイテムのひとつです。
しかし、オリジナルに使用される鉄素材の品質は低く、
経年劣化によるサビや腐食など、多くのユーザーは頭を悩ませてきました。
我々はオリジナルのコンセプトをベースとし、金属素材の見直しをはじめ、
形状の最適化に伴う軽量化を実現した高品質なエキゾーストシステムをあなたにお届けします。

Product Details

オリジナルのデザインを崩さず、全体的にシャープなイメージとなるよう設計されています。

エキゾーストの内部形状はオリジナルを忠実に再現。現代の設計技術により排気効率と静音性を向上させています。

Stainless steal(SUS436L)で再構成した新たなエキゾーストシステムは、軽量で錆による腐食の心配はありません。

当時の生産技術では実現が困難だった形状を現代の技術で最適化することでより洗練された形状への進化しています。

オリジナルの構造を単に再現するだけでなく、ノーマルの吸気セッティングのまま、よりなめらかなトルク曲線となるよう、排気流路形状を細部にわたり再設計しています。

オリジナルのエキゾーストシステムはコスト、素材、生産上の制限などから、残念ながら効率的なデザインではありませんでした。

高精度3D-CADを使用した構造シミュレーションにより各部の強度や応力を計算し、強度や剛性のネガティブを各部で解消しています。

オリジナルのエキゾーストシステムでは、複雑なパイプレイアウトを実現するため軽量化が犠牲となり、複数の補助パーツを組み合わせることでその形状を実現していました。

現代の技術で再構築することで、複雑なパイプレイアウトを実現しつつ、強度と軽量化を兼ね備えた高い品質の製品となっています。

Features

  1. 敬意

    01敬意

    1976~1988年間で生産されたXT500は、現在もコアなファンから根強い支持を集めています。特徴的な機能に溢れるこの車両の真の魅力は、開発コンセプトを結晶化させたオリジナルデザインに外なりません。
    私たちは、当時の開発者達の試行錯誤により生み出された強い意志が宿る初期型エキゾーストシステムの端正なデザインに敬意をもって製品開発に取り組んでいます。

  2. 高品質

    02高品質

    オリジナルに使用される素材は耐食性が低く、サビの影響を受けやすいことが最大の弱点でした。そこで日本の産業規格(JIS規格)に準拠した高品質ステンレス材(SUS436L)を使用することで耐食性を高め、サビの影響を抑えた製品に仕上げています。また、日本国内で金属加工に熟練した職人が細部にわたりひとつずつ丁寧に製作し、徹底した品質管理によりユーザーへとお届けします。

  3. 軽量化

    03軽量化

    オリジナルのエキゾーストシステムの重量は約10㎏近くもあります。これはマスの集中化を阻害し、軽量な車両の機動性を大きく損なうものです。そこで軽量高剛性のステンレス材を使用し、オリジナルデザインを損なわない範囲で各部の形状を最適化し、オリジナル以上の強度を確保しました。

  4. ボルトオン

    04ボルトオン

    あなたが所有する車両が初期型(1N5/1E6)なら特殊な加工は必要ありません。パッケージから取り出し、そのまま取り付け可能です。
    オリジナルのエキゾーストシステムを高精度3Dスキャナーで取り込み、設計データ化することで、オリジナル形状を正確に再現し、車両とのクリアランス、マフラープロテクタの取り付け位置からボルトサイズに至るまで、オリジナルと変わることなく、車両に取り付け可能です。

  5. 排気効率の最適化

    05排気効率の最適化

    オリジナルの構造を単に再現するだけでなく、オリジナルの吸気セッティングのまま、よりなめらかなトルク曲線となるよう、排気流路形状を細部にわたり最適化しています。
    シャーシダイナモによるパワーチェックの結果を元に複数のプロトタイプを製作。あらゆる走行シーンを想定したテストを重ね、オリジナルの特性を損なうことなく、トレールモデルらしい中低速重視型の扱いやすい味付けに仕上げました。

  6. テキストテキスト

    06オリジナルを忠実に再現

    高精度3D-Scannerを使用し外部形状だけでなく内部形状に至るまで詳細に設計データ化し、構造や強度のネガティブを解消する再設計を加えています。XT500のアイデンティティーを継承しつつ、現代の製造技術によるこだわりのデザインとなります。